植物性料理研究家うのゆきこです。
* スープを飲む
* リゾットを食べる などに使うスプーン。
スプーンは、世界中で使用されている、大人でも子どもでも使える、便利なカトラリーの一つ。
しかし、携帯用に使用されるプラスチックのスプーンは、廃棄するとゴミとなってしまいます。
そんなときに食べられるスプーンがあるといいですね。
食べられるスプーン(Edible Spoon)には、家庭料理の際に創意工夫で作ってみたりメーカーが商品として販売したりなど、さまざまな例があります。
<家庭料理で作れるパターン1>
ワンタンの皮をくるくる巻いて「柄」を作ります。
同じくワンタンの皮をスプーンの口になるように折り畳みます。
この両者をくっつけて電子レンジで加熱。
こうするとワンタンがスプーンのように使えます。
ただし強度は弱いので「金魚すくい」よりもかなり短命。
最後は味を吸ったワンタンを丸めて食べて終了。
<家庭料理で作れる例パターン2>
キュウリを斜めに切り、切り口を上手にくりぬいてスプーンの口にします。強度はしっかりしています。
『小さじ』のスプーンはキュウリで作り、
『大さじ』のスプーンはズッキーニで作る。
スプーンとして使った後は味噌でもつけてフィンガーフードのようにポリポリ食べて終了。
<メーカーが商品として販売している例>
トウモロコシからできた食べられるスプーンを、ニューヨークの会社が販売しています。
正式な商品なので強度には問題なし。スプーンそのものにも味つけがしてあるところに遊び心があり、その味つけは
* プレーン
* スイート
* スパイシー の3種類。
プレーンはどんな料理にも合い、スイートは甘い料理に、スパイシーは辛い料理に合います。
食べられるスプーンを製造するマシンも販売されています。
ビスケット生地を3分間焼くだけで食べられるスプーンが作れるマシンです。
材料の粉の種類を変えればいろいろな味や色のスプーンを作ることが可能。
シリアル、ヨーグルト、スープ(麺類)、サラダなど、料理によってスプーンを使い分けことができます。
スプーン以外にも
* 食べられるコップ
* 食べられる皿
* 食べられる箸 など、応用は広いですね。