植物性料理研究家うのゆきこです。
今はコロナ禍のためいつ実現できるか分かりませんが。
とはいえ、今のうちに、「いつか海外で食べたいものリスト」を作っておこうと思います。
たとえば台湾素食、
東南アジアのジャックフルーツで作ったMODOKI料理
チリのコチャユーヨ
バナナの花で作ったMODOKI料理(イギリス)インポシブルバーガーやビヨンドバーガー(アメリカ)などなど。
「いつか海外で食べたいものリスト」に入れたいものを1つ紹介します。
以前もこのメールマガジンで言及しましたが、とあるアメリカの有名なジャーナリストが
語った言葉に「緑の野菜がベーコンの香りだったら人の平均寿命はもっと長かったろう」
というものがあります。
人は(とくにアメリカ人は)それほどまでにベーコン好きなのですね。
たしかに緑の野菜がベーコンの香りだったら「アメリカは肥満大国」などと言われなかったでしょう。
そんなアメリカ人に朗報です。
ベーコンの香りのする緑の野菜はおそらくまだ存在していませんが、
ベーコンの香りのする海藻が存在しています。「太平洋ダルス」と呼ばれる、赤く半透明の海藻です。
太平洋ダルスは
* 成長が速い
* 栄養価が高いため、高級アワビのエサにするためにオレゴン州の大学で品種改良や養殖の研究が行われていました。
ところが数年前、研究員の人が品種改良しされた太平洋ダルスを焼いて食べてみたところ、驚いたことにベーコンの風味があることを発見。
その後まもなく、高級アワビのエサにする目的のほか、人間が食べるための養殖が始まりました。ベーコン風味の「太平洋ダルス」は正式な商品化はまだのようですが、
ポートランド(オレゴン州最大の都市)のプラントベース系のレストランでは、
* 料理の食材
調味料として使われているようです。
いつかは食べたいと思います。