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豆乳パティシエ・植物性料理研究家
Uno Yukiko
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COLUMN

2020.08.17

サラダビジネス

植物性料理研究家うのゆきこです。

今回のお話はサラダ。ズバリ野菜そのものです。

かつてサラダは食事のつけあわせのような脇役的存在に過ぎませんでしたが、
30年ほど前にサラダバーが登場し、飲食店にも普及したおかげで、サラダの地位も上がったようです。

近年、オフィス街や先進的な繁華街でサラダ専門店がいくつも誕生しています。

サラダを主役とする食事スタイルが定着しつつあるのでしょう。サラダ専門店は、欧米でも飲食ビジネスのトレンドの1つです。

「サラダのファストフード店」は珍しくなくなってきましたし、中にはドライブスルーで注文できるところもあります。

有機サラダの自動販売機が随所に置かれている都市などもあります。

今では少なくなったように思いますが、数年前は「サラダ・レストランの始め方」、「サラダの自動販売機の作り方」を教える起業セミナーがアメリカあたりでさかんに開催されていました。

サラダを主役とする食事というと、先進的な女性をターゲットにした、量が少ないイメージがありますが、実際は案外そうでもありません。
「サラダでお腹いっぱいになりたい」、「サラダをがっつり食べたい」という重要も多いようです。

一例をあげると、オーストラリアには「Sumo Salad(相撲サラダ)」という名前の、サラダのチェーン店があります。

日本の相撲取りのようにがっつり食べようという気概?が感じられる名前ですね。

余談ですが、前述したように日本では30年ほど前のサラダバーの登場がサラダの地位向上のきっかけになったと思われますが、アメリカは1930年代のコブサラダの登場がきっかけになったと考えられています。

日本では近年になって知名度が上がったコブサラダですが、意外に歴史の古いもののようです。


COLUMN

2020.08.05

時間栄養学とプラントベース

植物性料理研究家うのゆきこです。

「ベジ・ファースト」(ベジタブル・ファースト)という言葉があります。

これは、食事のとき「まずは野菜から食べよう」という標語のようなもの。

野菜から食べると、その後の炭水化物、つまりごはんやパンや麺類の消化がゆっくりになるので、食後血糖値が急上昇しない=体に良いということです。

「何を食べるか」

「何を避けるか」

「どれだけ食べるか(量)」も大事だけれど、

「食べる順番」も大事、ということを「ベジ・ファースト」は示しています。ですが、野菜だけにかぎらず食物繊維の豊富な食べものであればだいたい同じ効果が期待できるので、

「ベジ・ファースト」というよりも「プラントベース・ファースト」というほうが、正しいように思われます。

これまでの栄養学は

「何を食べるか」

「何を避けるか」

「どのくらい食べるか(量)」 を主に語るものでしたが、

「いつ食べるか」

「食べる順番」

「食べるスピード」について語る学問もあり、「時間栄養学」と呼ばれています。

たとえば、プラントベースに関するところでは

* トマトジュースは朝、飲むとよい。 →リコピンの吸収がよいので。

* 納豆は夜、食べるとよい。→体内に血栓ができるのを防ぐから。

* バナナも夜、食べるとよい。→成長ホルモンが活性化するので。

こうしたことを研究するのが「時間栄養学」です。

そのほか、「時差ボケを直す食事の方法」などというのも、「時間栄養学」のテーマの1つです。

「時間栄養学」は誕生してからまだ日が浅いですが、その分、「のびしろ」が大きいので、研究者には注目されています。これから興味深い研究結果がいろいろと出てくると思われます。


COLUMN

2020.08.05

植物性スプーン

植物性料理研究家うのゆきこです。

* スープを飲む

* リゾットを食べる  などに使うスプーン。

スプーンは、世界中で使用されている、大人でも子どもでも使える、便利なカトラリーの一つ。

しかし、携帯用に使用されるプラスチックのスプーンは、廃棄するとゴミとなってしまいます。

そんなときに食べられるスプーンがあるといいですね。

食べられるスプーン(Edible Spoon)には、家庭料理の際に創意工夫で作ってみたりメーカーが商品として販売したりなど、さまざまな例があります。

<家庭料理で作れるパターン1>

ワンタンの皮をくるくる巻いて「柄」を作ります。

同じくワンタンの皮をスプーンの口になるように折り畳みます。

この両者をくっつけて電子レンジで加熱。

こうするとワンタンがスプーンのように使えます。

ただし強度は弱いので「金魚すくい」よりもかなり短命。

最後は味を吸ったワンタンを丸めて食べて終了。

<家庭料理で作れる例パターン2>

キュウリを斜めに切り、切り口を上手にくりぬいてスプーンの口にします。強度はしっかりしています。

『小さじ』のスプーンはキュウリで作り、

『大さじ』のスプーンはズッキーニで作る。

スプーンとして使った後は味噌でもつけてフィンガーフードのようにポリポリ食べて終了。

<メーカーが商品として販売している例>

トウモロコシからできた食べられるスプーンを、ニューヨークの会社が販売しています。

正式な商品なので強度には問題なし。スプーンそのものにも味つけがしてあるところに遊び心があり、その味つけは

* プレーン

* スイート

* スパイシー の3種類。

プレーンはどんな料理にも合い、スイートは甘い料理に、スパイシーは辛い料理に合います。

食べられるスプーンを製造するマシンも販売されています。

ビスケット生地を3分間焼くだけで食べられるスプーンが作れるマシンです。

材料の粉の種類を変えればいろいろな味や色のスプーンを作ることが可能。

シリアル、ヨーグルト、スープ(麺類)、サラダなど、料理によってスプーンを使い分けことができます。

スプーン以外にも

* 食べられるコップ

* 食べられる皿

* 食べられる箸 など、応用は広いですね。


COLUMN

2020.07.31

最近の植物性ミルク

植物性料理研究家うのゆきこです。

「ゴールデンミルク」という飲みものをご存じですか?

アーモンドミルクにウコンの粉を溶かしたもの。

黄金色をした液体が目を楽しませてくれることに加え、ビタミンEの豊富なアーモンドミルク、 クルクミンなどさまざまな機能性を持つウコン。

この「黄金の組合せ」がヘルシーなイメージを持つため数年前から人気が出て、ニューヨークのカフェあたりでは定番目メニューにもなっていました。

去る5月30日は「アーモンドミルクの日」でした。
日本でも最近アーモンドミルクがとても売れています。

アーモンドミルクはそのまま飲むもよし、
蒸留系のお酒をアーモンドミルクで割るもよし、
アーモンドミルクでシチューを作るもよし、
アーモンドミルクでクラムチャウダーを作るもよしです。

アーモンドミルクが今のように流行する前、フルッタフルッタが出していた「オメガミルク」というアーモンドミルク飲料がたいへん美味しかったのを思い出します。

アーモンドミルクは「植物性ミルク」の一種です。

植物性ミルクは牛乳ではないので、乳糖不耐症の人や牛乳アレルギーの人でも飲むことができます。

植物性ミルクは動物由来ではないので、いわゆるベジタリアンの人でも飲むことができます。

栄養的には牛乳と植物性ミルクを比べると一長一短のようですが、一般的には「植物性ミルクのほうがヘルシーだ」という印象がありますね。

それもあってアメリカや北欧では目下植物性ミルクが大流行。

コロナ自粛期間を通じて牛乳の売上が減り、植物性ミルクの消費が増えました。

ただし牛乳の売上が減ったのは今に始まったことではなく、

以前からそのような傾向があり、昨年、大手の乳製品会社が倒産しています。

アメリカの酪農支援団体は「植物性ミルクをミルクと呼ぶこと」について、強く反対していますが一方で、牧場をやめて植物性ミルク業に転換する酪農家も増えているとのこと。

わたしたちがよく目にする植物性ミルクは

* 豆乳(大豆由来)

* アーモンドミルク(アーモンド由来)

* ココナッツミルク(ココナッツ由来)ですが、

植物性ミルクの種類は他にもあり

* ライスミルク(米由来)

* オートミルク(オート麦由来)

* カシューナッツミルク(カシューナッツ由来)

* ヘンプミルク(ヘンプ由来)などの消費も増えています。

このうち海外で特に人気が上昇しているのはオートミルクです。

ちなみに私は豆乳が昔から馴染みもあり、味や機能的観点から見ても大好きな植物性ミルクです。


COLUMN

2020.07.20

泳ぐベジタリアン

植物性料理研究家うのゆきこです。

水族館で魚がコマツナを食べているのを見たことがあります。

ひもで縛って水槽の上から垂らしたコマツナを、無数の小魚が食いちぎっていました。
昔の映画とかででよくある
川を渡ろうとする牛にピラニアの大群が襲いかかるシーンみたいなのを思い起こさせてくれます。

でも、魚にとってコマツナってそんなに美味しいものなのでしょうか。見事な食べっぷりに少し見とれていましたが、考えてみればコマツナは陸の野菜。

海中を泳ぐ魚が陸の野菜に食いつくなんて文字どおり不自然です。水族館でもなければ
ふつうはありません。
それなのに飼育係の人はどうしてわざわざ「魚にコマツナを食べさせよう」と考えたのでしょう。その謎は今でも解けていません。

水族館の魚はコマツナを食べましたが最近の養殖場には果物を食べる魚がいます。
養殖魚の世界で魚に果物を食べさせることが流行っているからです。

ユズやスダチを食べて育ったブリやヒラメ
ミカンを与えられて育ったアユ
レモンで育ったハマチ
ブドウで育ったニジマス  などが養殖されています。

「フルーツフィッシュ」と呼ばれる、これらの魚を刺身にしてみると、果物の香りが
たしかにします。

同時に魚臭さが減っています。
そのほか、「オリーブハマチ」は、オリーブの葉をハマチに食べさせたもの。

「ハーブサバ」は、ナツメグ、オレガノ、シナモン、ジンジャーという4種のハーブを
サバに食べさせたもの。

オリーブの葉もハーブも果物ではありませんが、

「フルーツフィッシュ」に分類されています。

海中を泳ぐ魚が陸の果物に食いつくなんてこれも不自然なのですが魚は喜んで果物を食べているようです。

今回は魚にもベジタリアンがいるという話でした。


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